雄太のミュージック日記

60秒で心が整うクラシック。 スマホ片手のひとときに、オペラやバレエ、映画の余韻を静かに綴る日記です。 ヴァイオリン🎻とピアノ🎹も時たま弾いてます。デン・ハーグ(オランダ)の記憶とともに綴っています。

ラフマニノフ:『6つの歌』Op.38-5”夢”|夢・瞳・翼-静けさの中の慰め

昔の記憶が、今にそっと触れる。 新しい音が、心を静かに満たす瞬間(^^♪

(スマホ片手に|癒し時間約1分をどうぞ♪) 5回シリーズの路なかば。

言葉にしようとすると、美しくはかなく霧のように消える旋律。

https://www.youtube.com/watch?v=I8eO1s8vgDc

↑ 新しいタブで開いて、朝の音楽に or 夜の寝落ち用に。音が出ます!

イヤホン推奨ですが、音なしでも本文を楽しめます♪

(イヤホンや静かな環境でお楽しみください)

ラフマニノフ:『6つの歌』作品38 第5曲 ”夢”

演奏:信頼できる音源 

非営利で楽しんでいるブログです。著作権は演奏者・レーベルに帰属します。あなたの1日/1晩を優しく彩ります♪

前回の病んだ人形から続く、夢への移り変わり

 
病んだ人形の儚い影が残ったあとで…(タップで展開)

病んだ人形の儚い影が心に残ったあとで…今度は、夢が優しく訪れます。Fyodor Sologubの詩が描く「世界で最も待ち望まれるもの=眠り(夢)」の世界へ。悲しみも笑いもない、深い静寂と秘密の喜びが広がります。

1916年、ラフマニノフ43歳の成熟した魂が紡いだ静けさ。
マルティヌーの病んだ人形(1918年)とほぼ同じ時代に生まれたこの「夢」は、
**人間の成熟** がもたらす「儚さ」と「痛み」を、優しく予感させるのです。

『夢』とは ~ フェードル・ソログープの詩とラフマニノフの幻想

 
詩と音楽の不思議な世界(タップで展開)

今日は、Op.38-5「夢」です。詩は夢・瞳・翼を象徴的に描き、夢を広大な翼を持ち、軽く静かな存在として表現。ラフマニノフはピアノのベル音のような響きで、夢の不思議な魅力を音にしました。

ソログーブの詩(日本語意訳・核心部分太字)

 
世界にこれほど待ち望まれるものは、眠り(夢)はない(タップで展開)

世界にこれほど待ち望まれるものは、眠り(夢)はない。
彼には魔法のような魅力があり、静けさがある。
唇には悲しみも笑いもなく、
底知れぬ瞳には多くの秘密の喜びがある。
彼には広大な、広大な翼があり、
軽く、軽く、真夜中の霧のように。
どうして彼がその翼を運ぶのか、どこへ、どんなものでか、
わからない。翼を動かさず、肩を動かさず。

「広大な翼を広げ、静かに訪れる夢… 瞳に宿る秘密の喜びを、光とともに。」

この声の良さ ~ 多面的な静けさ

 
クリアで変わりやすい声が、夢の甘美さと影を響かせる(タップで展開)

今回紹介したのは、クリアで変わりやすい声が、夢の甘美さと影を情緒深く響いてくるのです。単純ではないこの声質が、病みの影を越えた後の慰めを、優しく深く響かせてくれます。伴奏との一体感が、心を優しく浮遊させてくれます。

静けさの中の慰め ~ 秘密の喜びと深い静寂

 
静けさと感傷が交錯する旋律(タップで展開)

静けさと感傷が交錯する旋律。翼のように軽く、深夜の霧のようにぼんやりとした部分が、心の奥を優しく撫でます。この曲を聴くと、日常のざわめきが遠ざかり、静けさの中の慰めに包まれるような気がします。

音源はSpotifyやApple Musicなどで「Rachmaninoff Op.38 No.5 Dream」で検索してお楽しみください♪

次なる世界へ ~ 夢のあと、響く呼び声

 

つぎは、夢のように優しい世界から、最後の呼び声へ。病みの果てに残る余韻を、どうぞお楽しみに。

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